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ファミリー・インターナショナルの歩み

1968年の創立以来、ファミリー・インターナショナル(旧称「神の子ども」)は、多彩な歴史をたどってきました。メンバーは世界中に広がり、出版物や音楽、マルチメディアを使って福音を伝えており、これまでに100を超える国々で活動が行われています。ファミリー・インターナショナルのメンバーは、宣教活動、個人カウンセリングや、セミナー、人道支援・被災者支援プロジェクトなどを通して、困っている人々に手をさしのべ、世界中で神の愛のメッセージを伝えるという活動を行いながら、運営面でも経済面でも独立したコミュニティーからなる国際的クリスチャン・フェローシップを築き上げるというチャレンジを乗り越えてきました。

ファミリー・インターナショナルの特色は、世界中で宣教活動や人道支援活動に携わっていることです。2014年の時点で、ファミリー・メンバーはそれまで3億1千万人に福音のメッセージを伝え、約3500万人が私たちのメンバーと共に祈って神の救いという贈り物を受け取りました。1968年の創立以来、11億部以上の福音文書(61カ国語)、1660万本以上のオーディオテープやCD・DVD(20カ国語)が、ファミリー・インターナショナルによって製作・配布されました。

ファミリー・インターナショナルは、アメリカ、カリフォルニア州のハンティントン・ビーチにて始まりました。当時、創立者のデービッド・ブラント・バーグ(1919-1994、「ファーザー・デービッド」としても知られます)は、妻や子どもたち(当時はティーンエイジャー)と共に、そのビーチ・タウンに集まってきた反体制文化的な若者を対象に伝道活動を始めました。若者の多くは、イエス・キリストを通して神との個人的な関係を持つことによって、人生における劇的な変化を経験しました。

その結果、多くが神や人類への奉仕に人生を捧げるという決断をしたのでした。1969年の終わりには、グループのメンバーが100人ほどに増え、メディアによって「神の子ども」と呼ばれました。1972年には、世界中でフルタイム・メンバーのコミュニティーが130までに増えました。1978年の初め、「神の子ども」は再編され、「ファミリー」として知られるようになり、のちに「ファミリー・インターナショナル」(TFI)となりました。

ファミリー・インターナショナルは、国際的な団体に発展する過程において、数々の構造変革を経てきました。1995年には、フルタイム・メンバーの信条、権利、責任を成文化した憲章が採用されました。ファミリーのメンバーやコミュニティーは、この憲章の枠組みの中で、独自の決断やイニシアティブによって活動を行います。

ファミリー・インターナショナルの組織構造、教理、実践の大部分は、かつて長年続いた共同生活を基盤としたモデルに根ざしていましたが、2年に渡る再検討のプロセスを経て、2010年、リブートと呼ばれる総合的な組織改革が行われました。この組織改革の結果、世界に福音のメッセージを伝えるという私たちの目標をよりよく達成するために、またより大きな多様性の余地を作るために、新たな組織モデルが導入され、TFIにそれまであった共同生活センターの大部分が閉鎖されました。

現在、TFIはオンラインコミュニティとして編成されています。(TFIのコミュニティサイトはこちらです。) 当団体の構造改革を反映させるため、また各メンバーが自主的に活動しやすくするという目的をもって、ファミリーの規約文書は修正、簡素化されました。(TFIの憲章はこちらでご覧になれます。)